2011年~2014年、南アフリカ共和国ヨハネスブルグ滞在。 2011年、 南アフリカで活躍するジンバブウェ人アーティストたちに出会い、 彼らのもとを訪ね、ワイヤー&ビーズアートを学び始める。2013年、ワイヤー& ビーズアート発祥の地ジンバブウェの町チトゥンギザを訪れ、 様々なストーリーに触れ、もの作りの魅力をさらに強く感じる。 日本帰国後2015年、『ZUVALANGA』 として活動を開始。
アフリカで出会った人々とのつながりを大切に、アフリカの魅力や 多種多様な美しい生きものたちの世界をワイヤー &ビーズアートを通し、表現している。アフリカと日本、 遠くつながる空の下、 共にアイデアを出し合いながら築いてゆくワイヤー& ビーズアートの未来にワクワクが止まらない。
インパラは息を殺し
静寂の中に朝日を待つ
ライオンは狩りを終え
安堵の中で朝日を待つ
ハチクイは虫の羽音に耳を澄ませ
朝日を待つ
カバは危険を背に水場をめざし
朝日を待つ
ハイエナは夜に嗄らした声をいたわり
朝日を待つ
ミーアキャットは影の長さを競おうと
朝日を待つ
ツチブタは他者の目覚めに目を細め
寝床に帰る
朝が来る 朝が来る
生き抜いた今日が来る
太陽は全ての生き物に
同じだけのぬくもりをあたえ
それぞれの今を照らす
『ZUVALANGA(ズワランガ)』はショナ語(ジンバブウェ)の太陽「ZUVA」、ズールー語(南アフリカ)の太陽「LANGA」の意。私たちが愛するジンバブウェと南アフリカの大地に昇る太陽を表している。太陽に集い、太陽に笑う美しい生きものたちの世界を表現し続けたい。